
広報の仕事は、大きく分けて3種類あると考えています。
●ブランディングの一環として、企業名や事業内容を伝える作業。ホームページの制作等
[対象]メディアを活用する場合は編集者や記者。ホームページは一般消費者を含む
●企業が発信したいモノやコトの販売促進につながる情報提供
[対象]各メディアの編集者や記者
●リスク対応
[対象]各メディア/ステークホルダー/一般消費者
上記の三大業務は、企業の規模、業務内容、注目度によって優先順位が変わります。常に動向が注目される大企業であれば、「リスク対応」が広報の最重要業務になります。また、リスク対応の如何によっては「ブランディング」にも影響を及ぼすので、「リスク対応」と「ブランディング」は連結した業務です。
SNSの普及・利用が著しいこの時代、対外的な情報発信は大変重要だと考えております。
広報の役割
広報の重要性
事業広報は、CMなどを打たなくても“メディア露出ができる可能性”が得られる活動です。
ただし、各メディアの記者と良好な関係性を築くなどなど、常態的な準備を整えておかなければなりません。
企業情報を一元化する広報には、スピードと決断力が求められます。
なぜなら、たとえば編集者/記者は、数多くの情報の中から自己媒体の特性と記事の露出時期を検討し、記事化を決めるので、広報の対応次第で販促の有益・不益が確定してしまうからです。
加えてメディアは、企業の都合に即して発信されるニュースリリースだけで記事化を決定するわけではなく、独自性を有した情報提供を広報に求めてきます。
それにいかに応じるかは、各メディアの特性を検討するための(日常的な)対外コミュニケーションや、時々の要求に適した社内各部署との密な関係性が欠かせません。
広報には、社外(メディア・ステークホルダー・一般消費者)の動向や目線を理解する洞察力と、社内の連携がスムーズに行える調整力が必要です。
そこには裁量という、強いて言えば人間力が重要なので、時に企業の顔になる広報(部員)には、然るべき育成が不可欠です。
そしてまた広報の評判は、情報の取捨選択を行うメディアに対して、非常に大きな意味を有することになると考えております。
Doenのスタンス
企業にとって情報は、モノやコトと同等の価値。その価値を社外に向けて発信する広報は、あるいは経営陣に匹敵する気構えで企業の優位性を伝える職務です。
どんな企業であっても、部署または機能としての広報は必要不可欠だと考えております。
広報の価値とは何か。
「メディアを通じた社会との関係構築」について、企業の皆様と一緒に考えていきたいと思っております。